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口臭や体臭のセルフチェック

自分の汗の匂いが気になるこの季節、マスクとソーシャルディスタンスを有難く感じてしまう今日この頃です。

「口臭や体臭を自分でチェックする方法はありますか?」というご質問を頂きました。以前の記事で、「自身の口臭や体臭については“慣れ”が生じてしまい、自分ではなかなか気付きにくいこともある」と紹介させて頂きましたが、このご時世でマスクを着ける機会が多くなり、自分の口臭が気になるようになった方(つまり自分の口臭に気付く方)が増えているようです。そこで今回は、マスクの装着以外に、口臭や体臭のセルフチェックとなるものについて、いくつかご紹介したいと思います。
まずは口臭についてですが、(ニンニクなどの強い匂いのする食材を口にした場合は別として)匂いが常態化している場合は、口腔内の衛生状態が良くない、つまり菌が繁殖している可能性があります。当然ながら虫歯や歯周病はその原因菌が繁殖することで発生しますし、口腔内が乾き気味の場合も菌が繁殖しやすくなりますので、裏を返せばこれらのケアが口臭予防には効果的なのです。また、歯科医などで口腔内の菌の繁殖具合を診る場合に、舌の細胞を綿棒などで採取することがあるように、舌も菌が繁殖する温床となり得ます。従って、歯だけでなく舌の衛生状態をケアすることも重要です。
次に体臭について。汗をかいた時やムレている時などは自分でも匂いが分かりやすいものですが、それ以外、普段ではなかなか気付きにくいのではないかと思います。そこで、自身の習慣や健康状態から、体臭が強くなりやすい状態にあるかどうかをチェックすることも有効です。例えば、タンパク質の分解の際にはアンモニアなどが発生し、脂肪は加齢臭や皮脂臭を強くしますので、肉や脂肪の多い食事を好む方はそれらの匂いリスクが高くなります。また、ストレスを抱えている方やよく眠れない方も、いわゆる「ストレス臭」「疲労臭」のリスクが高まっている状態と言えますし、肥満や喫煙習慣も体臭をきつくする要因の1つと言われています。
以前のブログでも触れましたが、口臭や体臭がきついのは、やはり健康や習慣に何らかの不調や問題があると言えそうです。ちなみに、口臭や体臭を簡易的に数値で確認出来る機器も市販されていますが、自分でチェックするのは少し勇気がいるかもしれません(笑)。

グリコ乳業が行った、「夫婦仲と健康状態」に関する調査では、全体の16.0% が「臭いで喧嘩をしたことがある」と回答。理由の上位には、「口臭」「体臭」「トイレ(便)・おならの臭い」「足の臭い」が挙げられました。
良好な人間関係のためにもより健康になるための努力を続けたいと思いました。

参考資料:
江崎グリコ株式会社実施アンケート
調査名:「夫婦仲と健康状態」に関する意識
調査方法:インターネット調査
調査時期:2014年9月
調査対象:婚歴 3 年以下の男女各 100 人と、婚歴 10 年以上の男女各 100 人(共に男女均等割り付け) ※計 400 人(全国)

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