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シャネル “No.5” の理由

暖かくなり、時折出逢う甘く爽やかな花の香りに春を感じます。
沈丁花(じんちょうげ)の花でしょうか?
今回は、誕生から100年近く経った今も世界中の女性に愛され続ける、ある香りにまつわるお話です。

世界的に最も有名な香水の1つが「シャネルNo.5(シャネルの5番)」です。
多くの女性に愛され、マリリン・モンローが「何を身に着けて眠りにつくのか?」
というインタビューに対し「シャネルNo.5を5滴」と答えたことでも有名です。
では、こちらの香水は、「No.1」でも「No.2」でもなく、なぜ「No.5」と名付けられているのでしょうか?
その理由は、香水が完成するまでのいきさつにあります。

シャネルの創業者であるココ・シャネルは、それまでになかった香りの調香を、フランス人調香師のエルネスト・ボーに依頼しました。
1920年、ボーは10種類の試作を行い、それぞれにNo.1~No.5、No.20~No.24と番号を振り分けてシャネルに渡しました。
その中でシャネルのお眼鏡にかなったのが「No.5」の試作品だったのです。
また、もともとシャネルは「5」という数字を好んでいたこともあり、商品名に「No.5」をそのまま使うことにし、その数字にあやかり発表も1921年5月5日に行うことにしたのです。
これが、「No.5」と名付けられるようになったいきさつです。

素敵な香りは付けている本人だけでなく、周りの人の気分まで良くしますね。
きっと、100年後もNo.5は多くの女性から愛され続けていることでしょう。

シャネルNo.5の理由

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